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随意契約問題

市の借金530億円! 財政難の中、”至れり尽くせり”のごみ収集運搬委託   糸島の風No.30 (2015年7月)

市の借金530億円! 財政難の中、”至れり尽くせり”のごみ収集運搬委託

 委託料は、公務員並みの人件費、1千万円のパッカー車代、保険、備品、すべての必要経費を市が負担する「最高の随意契約」となっています。

14年度決算見込み額
ごみ収集運搬の契約相手先   契約料
(株)環境技研 2億4163万円
(株)二丈環境整備センサー   5669万円
(株)糸島環境開発   7815万円
(株)志摩環境開発   7019万円

 随意契約とは、競争入札せず、業者と契約を結ぶこと。
 市は借金財政の中、入札で経費削減をすすめながら、家庭ごみの収集運搬業務だけは22年以上も、高額な随意契約を続けています。

 福岡市では、パッカー車代を7年おきにし、委託料を下げました。
 宗像市はでは世帯割を廃止し、年額方式にしました。

公平・公正な契約を

 全国では随意契約をやめ、入札する自治体も増えています。
 財政難の糸島市も見なおすべきです。


 福岡市は、ごみは一戸一戸収集。
 夜出せば明け方には完了する契約。
 糸島市ではごみ置き場まで100m以上ある町内もあります。

市の借金530億円! 財政難の中、”至れり尽くせり”のごみ収集運搬委託

・業者に有利な世帯割

 委託料は世帯割で払う契約。1世帯、月1914円 年間1万2168円。
 100世帯のマンションが10棟あれば1000世帯だがら、ごみ置き場が10ヶ所でも年間の委託料は1216万8千円とばく大。
 学生1人も1世帯のため100戸の学生マンションひとつで100世帯に。
 世帯割ではごみが減っても委託料は増える。(市内の集合住宅は1027棟ある。)

・パッカー車購入費は4年ごとに1千万

 パッカー車の購入費として市は4年ごとに1千万円出す。
 買う買わないは業者の自由。
 市は会社の決算書をみていない。(不透明)

・人件費は公務員並み

 人件費は公務員並みに出すが、実際の人数や給料をどうするのかは業者の自由。


ごみは家の前に出せます
 
 ごみ置き場に出すのがつらい方は、市に連絡して戸別収集できます。
 ごみ出しの途中、水路に落ちてケガをした事例もあり、特に高齢の方は要注意です。
 駐車場などにペール缶を置けば、カラスなどの被害も防げます。

なぜ、30億円もの事業を、入札せず随意契約で東京のゼネコンに発注したのですか? 議員名義の土地の開発は政治倫理条例に反する!  市民に役立つ身近な公共事業を。大型開発に湯水のように税金を投入する糸島市  前原東土地区画整理事業    糸島の風No.22

なぜ、30億円もの事業を、入札せず随意契約で東京のゼネコンに発注したのですか?

契約当事者は、地権者代表の元議員

 総額32億円の事業費のうち、30億円が工事費です。
 土地区画整理組合の定款には「業務代行者の選定は入札で行う」と書かれているのに、公募せず、随意契約で清水建設に発注していました。

 契約が行われたのは、2012年3月31日。
 契約者は、当時組合理事長で元議員のI氏。
 I氏は地権者代表として、前原市議当時から前原東土地区画整理事業を推進していました。

 「松本市長も組合員だ。なぜ入札しなかったのか?多額の税金を使う開発事業を、東京のゼネコンに随契で仕切らせるのは納得できない」といとう議員。
 下請けで入っている地場業者は、(株)へいせい です。

契約の10年前から協力関係

 いとう千代子議員は、この元議員とゼネコンの福岡営業所とが交わしていた覚書を紹介し、「これは、10年も前から業者と議員がいっしょに協力してやっていこうと書いてある。つまり、はじめから入札する気がなかったのではないか」と随意契約の背景に、事業発注者と受注企業との「密接な関係」があった疑惑を指摘しました。

 この元議員は、松本市長の選挙対策本部長をつとめており、行政、議会、業者との癒着馴れ合いで、開発がすすめられた疑惑が濃厚です。
  

議員名義の土地の開発は政治倫理条例に反する!
 浦志・篠原でいま大土木工事が行われています。

 税金を16億円も使う「前原東土地区画整理事業」です。
 1千戸の住宅をつくり、1戸4千万円で売る計画です。
 ここには元議員、現職議員名義の広い土地があります。
 市は、現職議員名義の土地について、『名義は議員でも、実際は水利組合の土地だ』と主張しています。

 12月議会でいとう議員が、「現職議員名義の土地は何㎡か?」と聞くと、その議員が手を挙げ、この質問をやめるよう緊急動議をだし、議長は、いとう議員の質問を中止しました。
 利害関係者が議場にいては、議会はチェック機能を果たすことはできません。

 先の9月議会では、議員本人が「前原東土地区画整理事業」の補正予算2億5千万円に賛成し、一般質問ではその推進を求める質問をしました。

 多くの市民が、高い税金で苦しんでいます。
 いかなる理由があろうと、議員名義の土地の開発は、市民の「利権の疑い」をもたれます。
 政治倫理条例には、市民全体の代表者の市長や議員は、「不正の疑惑をもたれる恐れのある行為をしないこと」と書かれています。
 本当に『土地が水利組合のもの』なら、他の水利組合員に名義を変えるべきです。

※松本市長は合併直前にも、いとこで自民系議員の中心だった元議員の調整区域の土地を都市計画で開発。
 元議員は8千万円の収入を得た。

 

市民に役立つ身近な公共事業 ”まち”は、生き生き活性化

地場業者への発注率 学校、行政区、住民の要望は、
    地場業者の仕事になっている

 いとう千代子議員は、「市民に役立つ身近な公共事業は、地場業者の発注率が高く、町にお金が回り、地域振興になっている」と、学校の修繕や農業用施設工事、市道修理などの実例を紹介しました。

 必要のない大型事業をやるより、必要で小さな工事をきちんとした方が、地域にお金が回り、町の活性化につながります。

 しかし市は「お金がない」と、学校修繕は3割、農業関係は5割、市道修繕関係は7割の要望にしか応えられていません。
 一方で、大型開発には、湯水のように税金を投入しています。

 

 

糸島市まちづくり条例に賛成。  バス代に上限を。  23年度一般会計決算に反対 -糸島の風No.15

糸島市まちづくり条例に賛成

 伊藤議員が賛成討論。Img_k15_04
 住民投票ができる内容になっています。
      

白糸などのバス代に上限を!

【古川】 白糸のバス代は570円、桜井地区の谷は610円、芥屋まで640円かかります。
 上限を400円にした場合、補助金はいくらになりますか。

[部長] コミュニティバスで40万円、昭和バスで630万円になります。
 今後200円程度の定額運賃の導入を検討しています。
   

平成23年度一般会計決算に反対

 日本共産党は、古川忠正議員が反対討論。

 不公平なごみ収集事業、同和事業の問題点を指摘し、23年度の一般会計決算に反対。

 料金が高すぎる国保(国民健康保険)・介護保険・後期高齢者医療の決算にも反対しました。

 

 

事業所ごみの料金は、「収集運搬業者言いなり」  4業者が独占  自由に契約できる制度に!

事業所ごみの料金は、「収集運搬業者言いなり」
事業所ごみも4業者が独占

 お店や事務所、スーパーなどの事業所から出るごみは、家庭ごみと同様、4つの業者が独占的に収集運搬を行なっています。

 市が長年、市内を4つに分けて4業者だけに許可を与え、営業をさせてきたからです。

 商店などの事業主は、この4業者と個別に契約を結び、ごみ収集運搬を委託します。

 その4つの業者とは、
① 環境技研(平成グループ)
② 糸島環境開発
③ 志摩環境開発
④ 二丈環境開発
 です。

自由に契約できる制度に

【古川】 料金について、契約の基準はあるのか?

[市]  事業主と収集運搬業者の間で契約を行うもので、市は関与していない。
 なお前原地区の場合、最低料金は月額1500円、追加料金2袋100円と聞いている。

 4収集運搬業者の契約数
① 環境技研  757件
② 糸島環境開発 137件
③ 志摩環境開発 170件
④ 二丈環境開発 162件

※糸島環境開発と志摩環境開発は、
 経営者が同じ。
※市は、事業主を回って、この4業者
 とそれぞれ事業ごみの契約を結ぶ
 よう、指導している。

【古川】 ある小料理屋では十年間、毎月5千円を払ってきたが、お客が減ったと交渉したら、月1600円になった。
 また、ある生花店では、月に2万円払うよう言われ、払えないと答えると1万6800円になったという。
 料金の決め方に基準がなく、業者の言いなりに払うのは、おかしい。
 また、あるスーパーでは、お客が減り、値引きしてほしいと頼むと、「この地域で、市の許可した収集業者はうちだけ。嫌なら取りにきませんよ」と言って、値引きを断られたという。

 地域ごとに収集運搬業者が決まっているため、収集料金が高いと思っても、他の業者の見積もりを取って、安いほうへ替えるということができない。
 市を4分割して独占させるのをやめ、糸島市全域で自由契約できるようにすべきではないか。

[市]  収集区域で料金に差があるのは承知している。
 市全域の許可とした場合、料金を高く改定されることが考えられる。
 だから見直しはしていない。
 長年、4つの業者でされており、見直しは現在も考えていない。

※ 今回市は、「事業所ごみとして出すのが原則だが、店舗兼住居などでは、家庭ごみが事業所ごみよりも明らかに多い場合は一般家庭ごみとして出してもよい」とも答弁しました。
 そもそも、市が4社に独占させていること自体が一番の問題です。
 (古川忠正)

 

ごみの収集運搬事業は入札で!    生ごみ処理を視察~大木町   古川忠正議員

 ごみの収集運搬事業は入札で
                    古川忠正議員

 ごみの収集運搬事業は、4億7059万円払っています。
 一世帯当たり月に1014円です。
 積算の根拠はゴミ収集車1台当たり運転手1人、作業員1.5人、事務員0.5人で計算しているというのです。
 作業員1.5人で車に2.5人乗れるのか。実際は運転手込で3人乗務です。
 5台で1人の事務員の計算ですが、3台以下の会社でも複数の事務員がいます。

 市が説明する根拠は全くないのです。
 パッカー車(ごみ収集車)1台あたりの運搬料の収入も会社ごとに違い3320万円から1848万円で、何と1472万円の差がでているのです。
 会社が4社あり、街部と農村の収集運搬の作業効率の違い、運搬車の所有台数が違い運搬量に差があるからです。役員が5~6人いる会社もあります。

 糸島市は、4社で収集運搬の従事者45人・15台の運搬車で行なっています。事務員も数名です。
 この数値を基準に積算し、予定価格を出し入札すべきではないでしょうか。

 (リンク先 『でたらめな仕様書で随意契約  不正なごみ収集運搬事業  糸島の風』を参照

 

 生ごみ処理を視察  ~ 大木町

 福岡県大木町は人口1万4500人の町です。

 燃えるごみを分別し、家庭では生ごみだけを特別に加工されたバケツに入れ、週1~2回約10世帯に1箇所、100リットル入るバケツに集約し運搬、し尿と浄化槽に入れます。
 発酵槽でメタンガスを発生させ、液肥を作って再利用しています。
 大木町で発生する生ごみとし尿・浄化槽汚泥のすべてを処理しています。

 その効果を平成17年度と22年度を比較すると、燃やすごみは3004トンから1629トン、実に54%まで減らしています。

 処理費削減額は4114万円になっています。事業費は6億3766万円です。

 旧二丈町は合併浄化槽が6割普及し、人口もほぼ同じで研究する価値があります。

 

うれしいお知らせ  小中学校に扇風機を設置。クリーンセンター・リサイクル棟、地元業者に委託先を変更。不公平な奨学金制度を廃止。

うれしいお知らせ

○小学校、中学校の全教室に扇風機が設置されます。

 古川忠正議員が議会で「異常気象で真夏日が増えている。学校にエアコンの設置を」と議会で求めてましたが、今年度、各教室に4台の大型扇風機が天井に取り付けられます。
 汗だくで勉強している子どもたちが喜ぶでしょう。

○クリーンセンター・リサイクル棟、大企業から地元業者に委託先を変更。1千万円の節約に。

 伊藤千代子議員が、大企業JFEから地元業者に委託先を変えるよう求めてました。
 これにより1千万円の節約に。
(ただし、入札せず随時契約したのは問題。)
※市民のリサイクル活動への補助金の増額も求めています。

○旧同和地区への「奨学金制度」が、今年から廃止に

 ひわだ、古川、伊藤の日本共産党の3議員は、議会のたびに不公平な同和事業の集結を求めてきました。
 所得制限なしに支給されていた旧同和地区への奨学金制度が、今年度から廃止になります。
 今後は、低所得者への制度としてさらに充実させましょう。

 



市民に信頼される市役所に  下水道工事をめぐる官製談合防止条例違反、競売入札妨害。 倫理を語れない糸島市市長。

市民に信頼される市役所に   市会議員 伊藤千代子

 懲役1年

 4月17日、福岡地裁で、下水道工事をめぐり官製談合防止条例違反の罪に問われた職員と、競売入札妨害の罪に問われたT建設専務に、検察側は懲役1年を求刑しました。判決は5月7日です。
 (5月7日、福岡地裁は、元糸島市建設課主幹(4月26日付で懲戒免職処分)と競売入札妨害罪に問われた糸島市の建設会社「T建設」役員に対し、いずれも懲役1年、執行猶予3年(求刑・いずれも懲役1年)を言い渡した。野島秀夫裁判官は「法の趣旨をないがしろにした」と述べました。)

 まじめに勤務していた職員が、特定業者から飲食の接待を受け、「1回なら・・・」と情報を漏らした経緯が陳述されました。またこの職員が、増水した川に飛び込み、おぼれていた高齢者を助けた証言も、同僚職員からありました。
 旧前原市役所では、「業者が入札前に積算した金額を係に見てもらうのが常態化していた」ことや、「入札前に『組合』で選手(受注者)を決め、金額を調べて、みんなに報告していた・・・」との重要な陳述も、業者弁護士からありました。

 真相究明を!

 私は3月議会で、
「わずか12名の職員に聞き取り調査しても、真相究明にならない。昨年、同じような事件のあった亀岡市は、全職員に聞き取り調査を行った。すると二人の職員が別の公共工事で『情報を漏らした』と申告したため、停職2ヶ月の処分にした。糸島市でも全職員に聞き取り調査すべきだ」
と指摘しました。

 市長も利害関係者と飲食

 松本市長は、議会の中で、「公務員倫理を徹底する」と述べました。しかし、市長に「倫理」を語る資格があるでしょうか。
 市長は、昨年1月5日、市最大の利害関係者H建設社長といっしょに、夜道を歩いて小料理屋に行っていました。
 何度も議会で「いっしょに飲食したことはない」と答弁しながら、「嘘をついて申し訳ない」と謝罪すらせず、「政治倫理条例に禁止事故はない」と開き直っています。

 いま市民生活は大変で、子どもの貧困も深刻化しています。
 税金のムダ遣いは許せません。
 市民に信頼されるクリーンな市役所へ、力をあわせましょう。

 住宅開発の利害関係者は?

※今後十年間の市の中心政策「一千戸の住宅開発・前原東区画整理事業」の最大の利害関係者もH建設であることが、最近わかりました。

※1月にストーカー行為で市民福祉委員長だった市長の従兄弟の議員が辞職。この元議員の調整区域の土地を、「都市計画で市が開発」したことで8千万円の利益を得ていました(09年)。全く必要のない住宅開発。

   

   

政治倫理、職員倫理を守る  公平でクリーンな市政へ!   松本市長就任後の主な問題点

政治倫理、職員倫理を守る  公平でクリーンな市政へ!

 

議会、行政のあいつぐ不祥事

 1月13日、女性への暴力容疑とストーカー行為で市議会議員が書類送検され、25日には、官製談合容疑で市職員が逮捕され、市役所が福岡県警の家宅捜査を受けました。
 多くの市民から、「議会、市役所はどうなっているのか」「これを機会に、市民のための市役所へ変えてほしい」との声が、日本共産党に寄せられています。

不正、疑惑をただせない議会

 この議員は、女性の人権を守る常任委員会の委員長で、二十年以上、副議長などの重要ポストを歴任しており、市民の信頼を裏切った責任は重大です。
 ところが1月18日の議員全体協議会で、この議員へのきびしい処分を求めたのは日本共産党の三人だけで、「刑が確定していない」「暴力にも程度がある」とかばう意見ばかりでした。
 (しかし、抗議の世論に押され、19日ついに辞職届けを提出)

 いま市議会で、ムダな公共事業や入札のあり方、政治倫理について追究しているのは、日本共産党だけです。
 議会会期中でも執行部と飲食する「馴れ合い政治」をやめさせ、行政のチェック機能が果たせる議会へ、世論の力で変えていきましょう。

※事件を起こした議員は、市議会議員の3分の2を占める自民系議員の中心人物で市長とは従兄弟。
2月8日、福岡区検察庁は、犯行の状況や反省していることを理由に、不起訴処分にしました。 

 ゆ着・馴れ合いの背景に、ムダな大型開発。
 市民へは公共料金値上げ

 ゆ着・馴れ合いの背景には、行政、議会、利害関係者が一体となってすすめているムダな開発事業があります。
 議員、元議員が開発の利害関係者の場合もあり、政治倫理、職員倫理を守る市政・議会が求められています。

 4月からは、上下水道料金の値上げや介護保険料の値上げが予定され、市民生活はますます苦しくなります。
 市長は、逮捕された職員だけが悪かったような発言を繰り返していますが、日本共産党が議会で指摘した数々の疑惑(下に表でまとめ)について、きちんと説明責任を果たすべきです。

糸島市政治倫理条例には、
 市長や議員は、市民全体の代表者であり、「人格と倫理の向上に努め」「地位を利用して自己の利益を図ってはならない」「品位と名誉を損なうような一切の行為をつつしみ・・・不正と疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと」と書かれています。

糸島市職員倫理条例には、
 職員が、公平な職務を執行するために、「職務上知りえた情報」を一部の人に教えることや、利害関係者と飲食、遊戯、ゴルフ、旅行することを禁じています。飲食が認められるのは、多数が出席する祝賀会、総会だけです。

 

でたらめな仕様書で随意契約  不正なごみ収集運搬事業  糸島の風No.11(7)

 不正なごみ収集運搬事業
 年間4億2664万円  一般質問 古川議員

 でたらめな仕様書で随意契約  

 ごみの収集運搬事業は、4社の委託業者に随意契約で発注しています。
 一般ごみの収集運搬費は、月額一世帯あたり1014円を4業者に払っていますが、契約書には指定ごみ袋による収集運搬事業は、一世帯あたり1014円、粗大ごみ、死骸処理費などが書かれているだけです。
 1014円を算出した資料が添付されていないのです。

 情報公開で仕様書をとっても、直接人件費は給与として運転手1人・作業員2人・賞与3ヶ月と書かれているだけで、後の項目は空白です。
 直接経費も、車両、償却費、パッカー車のトン数などすべて空白になっています。
 間接経費も、事務用品費・水道・光熱費などの項目はありますが、すべて空白です。
 このような仕様書で、「どうやって計算できるのか」と質しましたが、市は納得できる説明ができません。

 市は、ごみの収集運搬費を4億2664万円払っています。

委託会社名 支払い金額 収集世帯数 役員数 事務員数 作業員数 合計 パッカー車台数
環境技研 228,996,131円 19,463世帯 3人 8人 20人 31人 6台
糸島環境開発 75,180,990円 6,816世帯 6人 6人 6人 18人 3台
志摩環境開発 66,609,863円 6,139世帯 5人 2人 6人 13人 2台
二丈環境整備センター 55,857,799円 4,777世帯 5人 3人 6人 14人 2台
合  計 426,645,783円 37,195世帯 18人 19人 38人 76人 13台
平成22年度実績

 例えば、各社の収入と従業員数を見ますと、環境技研は2億2899万円受け取っています。従業員31人で一人あたり収入は738万円になります。
 糸島環境開発の収入は7518万円です。従業員18人で一人あたり収入は417万円です。
 志摩環境開発の収入は6660万円です。従業員13人で一人あたり収入は512万円です。
 二丈環境整備センターの収入は5585円です。従業員14人で一人あたり収入は398万円です。
 同じ収集運搬をして一人あたりの収入が環境技研の738万円から二丈環境整備センターの398万円まで収入にその差340万円の差が出ているのです。

 支払いは一世帯あたりの収集運搬費で計算します。

 環境技研は波多江・前原校区などの市街地で52%を収集しています。
 その他の長糸・雷山・志摩・二丈など戸数が少ない農村地域で収集している他の3業者と比べ作業効率が大きく違うのも一つの要因です。

 ごみ収集運搬費の計算もできていない、作業効率の考慮もしていない中、市は「収集運搬費の見直しはしない」と答弁しました。
 市は入札もせず長年随意契約で発注してきたことに問題があります。

 古川議員は、「パッカー車を市で購入し、作業員を直営で雇うこと」を提案しましたが、市は「現状で行く」と答弁しました。

 

特定業者に甘い糸島市 ~ 市は指名停止の条例を守るべきです。 

特定業者に甘い糸島市
市は指名停止の条例を守るべきです  昨年8月8日、(株)へいせいの取締役が、「大麻所持容疑」で逮捕されたにもかかわらず、市は8月30日から総額10億円の入札に参加させてきました。(取締役は、事件後、7月30日にさかのぼって解任させられた。)

 「事業者の方々から怒りの声が寄せられている。なぜ、指名停止の委員会を開かず、入札に参加させたのか」と伊藤議員が問うと、市は「逮捕されたのは代表取締役社長ではなかったから」と答弁しました。

 しかし条例では、「代表役員等が逮捕されたとき」指名停止となっています。
 しかも市には、暴力団や薬物汚染から子どもや市民を守るべき責任があります。

 市は財政難といって、80万円の仕事を7社に見積を出させ、半額で発注する一方、(株)へいせいの社長には、妻が社長の会社をあわせて年間5億円の仕事を、毎年随意契約で発注していました。

 21年度には入札工事とあわせて8億7千万円の契約を市と結んで降り、契約高は市税収入のおよそ1割にもなります。
 市は、「市最大の利害関係者」に対して、特別扱いせず、きびしい「企業倫理」を求めるべきです。

  夫婦で年間、5億円の随意契約

企業名 社長  契約高 事業内容
(株)環境設備公社 2億6880万円 下水処理場管理
(株)環境技研 2億2820万円 ごみ収集運搬

                    平成22年度契約書より


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